PMSの症状を悪化させる意外な習慣

生理のある女性のうち90%の方が、PMS(月経前症候群)を経験しているといわれています。
胸部や下腹部の痛みやむくみなどの体に現れる症状のほかに、イライラする、だるさを感じる、集中力がなくなるなど、精神疾患に似た症状を感じる方も多いようです。

PMSの原因は、自律神経の乱れによるホルモンのバランスの崩れや、強いストレスが関係しています。
PMSの症状を悪化させないためには、生活習慣を見直すことが大切です。

自律神経が乱れてしまう原因に、睡眠不足があります。
夜遅くまでスマホやテレビを楽しんで、ついつい夜更かしをしてしまうという方はいらっしゃいませんか。
睡眠をしっかり取って身体のオンとオフの切り替えをはっきりさせることが、自律神経を整える鍵になります。
さらに自律神経の働きを整える働きのある成長ホルモンは、夜のゴールデンタイムといわれる22時~2時に多く分泌されます。
夜更かしに慣れてしまっている方は、少しずつ寝る時間を早めるようにして、普段から十分な睡眠を取るようにしましょう。

また、現代人に多い運動不足もPMSの症状の原因のひとつです。
身体を動かすことで幸せ物質といわれるドーパミンやセロトニンなどのホルモンが分泌されるため、イライラなどの不快な症状の緩和につながります。
身体も温まるので、冷えからくる痛みの解消にも有効です。
駅や会社ではなるべく階段を使う、休日は公園でウォーキングをするなど、自分なりに続けやすい運動をみつけて実行しましょう。

難しいことではありますが、ストレスを溜めないことも重要です。
多少体調が悪くてもPMS程度で仕事を休めないと考えるような責任感の強い人ほど、気づかないうちにストレスが溜まっていることがあります。
ストレスが溜まるとホルモンバランスが崩れるため、症状が悪化してしまうこともあるのです。

家事や仕事で嫌なことや気になることがあっても、なるべく暗い気持ちを引きずらないでポジティブに考えるようにすることが大切です。
趣味を楽しんだり、たまには旅行に出かけてリフレッシュするなどして、こまめにストレスを解消するようにしましょう。

朝食をしっかり食べることでPMSは軽減されます

PMSの原因である自律神経を整えるには、1日3食の食事をきちんと食べることも重要です。
3食を決まった時間に食べることで身体のリズムが生まれるので、自律神経が整えられて交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズに行われるようになるためです。

特に最近は朝食を取らないという人が増えています。
けれど、朝食には身体を目覚めさせて、脳にエネルギーを届けるという大切な意味があります。
朝すっきりと起きられない、午前中はいまいちやる気が出ないという方は、すでに身体のリズムや自律神経が乱れているかもしれません。

身体のリズムを整えてPMS症状を軽減するためにも、朝食を取る習慣を身に付けましょう。
朝から食べられないという方も多いと思いますが、身体や脳を目覚めさせるためなので、量ではなく栄養バランスの良い手軽な食事というイメージで考えてみてはいかがでしょうか。
まずは果物やグリーンスムージーなど、軽いものから始めてみるのもおすすめです。

また、PMSの症状を軽減するには甘いものを控えることも重要です。
甘いものの食べ過ぎは血糖値の急上昇につながりますが、上がりすぎた血糖値を下げようとしてインスリンが大量分泌されると、下がりすぎて低血糖になることがあります。
すると今度は血糖値を上げるために、イライラなどの攻撃的な作用を起こすアドレナリンや、抑うつ症状を起こすノルアドレナリンを分泌します。
このような血糖値の乱高下が、PMSの症状の悪化を引き起こしてしまうのです。

甘いものが好きな人にとっては、絶対食べてはいけないといわれると、それがストレスになってしまかもしれません。
自分の症状を見極めながら、適度な量を食べるようにしましょう。

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